2014.01.31 Friday
合同会社の登記Q&A(4)
月刊 登記情報627号 2014年2月号
Q 合同会社の定款の作成と司法書士の役割
A 合同会社の定款については公証人の認証は不要とされている。したがって、合同会社の定款については、絶対的記載事項と相対的記載事項のうち登記事項についてのみ登記官のチェックを受けるに止まるのだ。
なるほど。
つまり、合同会社の定款は、司法書士の全責任において作成することになるのであるから、司法書士が定款作成と認証の権限をも持っていると言い換えることが出来るのだ。
こちらも、なるほど。そうなると、司法書士の責任って重大なのですね。
株式会社よりも大幅な定款自治が許容されている合同会社の定款作成に際しては、将来、合同会社の運営上生じることが想定される諸々の問題について、それらが定款の定めによって対処できるものであればそれらを定款に盛り込まなければならない。
なので、合同会社の定款は、全文10条以下ということはなく、少なくとも20条は超えることになるだろうと筆者の神崎満治郎先生はおっしゃっている。
(税理士 岡野 訓)
Q 合同会社の定款の作成と司法書士の役割
A 合同会社の定款については公証人の認証は不要とされている。したがって、合同会社の定款については、絶対的記載事項と相対的記載事項のうち登記事項についてのみ登記官のチェックを受けるに止まるのだ。
なるほど。
つまり、合同会社の定款は、司法書士の全責任において作成することになるのであるから、司法書士が定款作成と認証の権限をも持っていると言い換えることが出来るのだ。
こちらも、なるほど。そうなると、司法書士の責任って重大なのですね。
株式会社よりも大幅な定款自治が許容されている合同会社の定款作成に際しては、将来、合同会社の運営上生じることが想定される諸々の問題について、それらが定款の定めによって対処できるものであればそれらを定款に盛り込まなければならない。
なので、合同会社の定款は、全文10条以下ということはなく、少なくとも20条は超えることになるだろうと筆者の神崎満治郎先生はおっしゃっている。
(税理士 岡野 訓)
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