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首相、衆参同日選見送りへ 来週最終決断 消費増税は予定通り(産経新聞)

首相、衆参同日選見送りへ 来週最終決断 消費増税は予定通り(産経新聞)

 

 関与先への改正消費税セミナー開催時期で悩んでいましたが。
 流石に、これはもう限界だなということで、7月4日付開催に決定。

 

 先週末に関与先に案内を発送していました。
 産経がこう言ったということは、もう、やるだろうと。

 


首相、衆参同日選見送りへ 来週最終決断 消費増税は予定通り
産経新聞 2019.6.11 02:00政治政局

 

 安倍晋三首相は10日、夏の参院選と合わせて衆院選を行う衆参同日選を見送る方針を固めた。首相が10月の消費税率10%への引き上げを延期し、同日選に踏み切るとの観測もあったが、予定通り増税する方針だ。26日までの今国会の会期は延長せず、参院選は「7月4日公示−21日投開票」の日程で行われる。

 

 (略)

 

https://www.sankei.com/politics/news/190611/plt1906110004-n1.html

 

 既に瀕死の日本の小売りは死滅するかもしれませんが、やるんですよね……。

 

(税理士・公認会計士 濱田康宏)

| - | 07:29 | - | - |
生計一での小宅特例否認事例登場(国税速報)

生計一での小宅特例否認事例登場(国税速報)

 

 国税速報令和元年6月3日第6561号より。

 

■注目 非公開裁決例
 相続人は被相続人と生計を一にしていた親族に該当せず
 小規模宅地等の特例は適用できないとされた事例
 [平成30年8月22日東裁(諸)平30第28号]

 編集部

 

 ついに出ましたね、生計一否認事案。


 いや、以前から、生計一での適用はハードル高いと噂されており。

 調査現場でチャレンジを受けた税理士もいると聞いていました。


 ただ、実際にどうなったのか、顛末が分からず仕舞いだったので。

 やはり否認されるのですね、という感じです。


 結論は驚くに足りませんが、実例登場しましたということで。

 

 生計一というためには。
 被相続人と日常生活の資を共通にしていたことが必要であるが。

 

 食費・訪問介護費などを被相続人名義預金口座からの出金で支払い。
 居宅のガス水道電気料金も被相続人名義預金口座からの支払い。

 

 居住費・食費・光熱費その他日常生活費用の主要部分について。
 共通にしている関係にはなく、他に反証となる事実も認められず。

 

 生計一親族とは認められないとして、本事案はアウトだと判断。

 

 納税者らは、付き添いや身の回りはしていたと主張していたが。
 見返りで宅地を無償使用させて貰っていたとの事実もあった。

 

 要するに、離れて住んでいる場合、送金事実が確認できなければ。
 生計一は、まず言えない
ということが明確化されたと言えそう。

 

 白井先生、小規模宅地本改訂時に、盛り込むべき裁決例増えましたね。

 

(税理士・公認会計士 濱田康宏)
 

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