2017.08.13 Sunday
外注費のラウンド数字は念査対象
外注費のラウンド数字は念査対象
ほうじん2017夏号より。
〇実践 税務調査
反面調査の着眼点
税理士 牧野義博
タイトルは反面調査の着眼点ですが。
要は、税務調査では、外注費のラウンド数字注意と。
ラウンド数字は、いわゆる半端のない数字ですね。
100万円とか、200万円とか、丸い数字。
積算した結果の数字なら、普通は生じないので。
多くの場合は、ペーパーじゃないのとなります。
なので、反面調査で確認されたという話。
この事例では、前払金処理からの振替というおまけ付。
で、ここには書いていないのですが。
一番問題になるのは、間を通しただけの場合。
建設業ではありがちです。
ただ、現場監督も出していないので、外注費じゃないよねと。
情報提供料の趣旨が殆どなので、事前性要件充たせず。
最終的には否認の憂き目というのは、よく聞きました。
外注費で、ラウンド数字つまり丸い数字が出てきたら。
要注意だよというのは、多分、調査の初歩なんですよね。
(税理士・公認会計士 濱田康宏)
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